今後のホテル業界で働くこととは 淡路観光の今と未来

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2022年02月10日

今後のホテル業界で働くこととは 淡路観光の今と未来

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ホテル業界で働きたいと考えているものの、現在の経済状況下に不安を抱いている方もいるのではないでしょうか。
淡路島でインターナショナルホテルを営む観光ホテル淡州は、2020年、2021年も変わらず採用活動を続けてきました。
私達の考える、今後のホテル業界、旅行業界の展望をお伝えします。

01 ホテル業界のリアルな「現在」

新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年以降、観光業界、ホテル業界は、大きな打撃を受けています。

2020年4月の1回目の緊急事態宣言の際は、経済活動全体がストップし、旅行のキャンセルが相次ぎました。
GoToトラベルキャンペーンの実施時期には一時的に持ち返したものの、2021年は緊急事態宣言が繰り返され、さらに、東京オリンピック・パラリンピックの無観客開催により、見込まれていた海外からの観光客は来日できなくなりました。
第五波が終息した2021年の秋までは、業界全体の長く苦しい時期が続いていたといえます。

しかしながら、ホテル業界のなかでも、業態や地域によってダメージの大きさに差があります。
最も深刻に影響を受けているのは、東京や大阪など都心部の宿泊施設と言われています。
海外客の減滅に加え、国内のビジネス出張での利用も減少したことが理由です。
また、バスツアーを敬遠される方が増え、旅行代理業が宿泊業以上に厳しい現実に置かれているという意見もあります。

淡路島で観光ホテルを営む私たちも、少なからずコロナ渦の影響を受けています。
しかしながら、県内観光を楽しむご家族へのサービスを充実させるなど、できることをコツコツと重ねてきました。
さらに、「旅行とは何か」「私たちがお客様のためにできることは何か」と、考える機会になりました。

02 ホテル業界の「今後」は アフターコロナを見据えて

021年12月現在、地方の観光業は、コロナ以前の賑わいを徐々に取り戻しつつあります。
ようやく、暗いニュースばかりではなくなってきました。

私たちが業界の今後に明るい兆しを感じていることには、いくつかの理由があります。

■医療体制の強化
ご存知の通り、全国でワクチン接種が進んでいます。
さらに、さまざまな治療薬の開発がされている報道も目にします。
もちろん感染再拡大の可能性はあるものの、各方面の医療体制強化を実感している方も多いのではないでしょうか。

■感染対策意識の浸透
「感染対策をしっかりと行い、少人数でレジャーを楽しむ」という意識が、浸透しつつあります。
当初のような「移動してはいけない」「外食は何もできない」という閉鎖感ではなく、「対策を行って、できることを楽しもう」と前向きに考えるお客様が増えていると感じています。

■旅行需要への確信
このコロナ過の期間に、人々の「旅行に行きたい」という気持ちはなくならず、潜在的な旅行需要は存在し続けることを、改めて再認識しました。
感染が落ち着く度に、外出される方が必ず増えます。

いわゆる「アフターコロナ」がいつ来るのかは誰にも分かりませんが、前向きな企業であればあるほど、先行きをしっかり見据え、準備を進めています。
私たちだけでなく、採用活動を止めていない同業企業があるのも、そのためです。

03 今後のホテル業界に改めて問われる「旅行とは」

旅行を楽しみたいという方の思いは変わらなくとも、旅行自体に求められるものは、少しづつ変化しています。

■屋外レジャーの人気
以前以上に「自然豊かなところに行きたい」という傾向が強まっていることを感じます。
感染対策のしやすい少人数のアウトドアなど、屋外で楽しめる観光を計画する方が増えています。

■国内旅行での消費
海外旅行には当面行けない代わりに、国内旅行を楽しもうと計画する方もいます。
海外旅行では移動費用だけでも何十万円ものお金がかかることもある一方、国内旅行では安く済みます。国内旅行では、普段の旅行以上に贅沢を楽しんだり、長期旅行にしたりと想定し、ツアーを用意している旅行会社も出てきています。

■インターネットツールの普及
オンライン会議が普及するなど、インターネットツールが生活のなかでより身近になったことを感じます。
インターネットサイトやSNSで観光地の情報を集めている方は、コロナ以前からどんどん多くなっています。
それに合わせ、歴史ある旅館でもインターネット上での見え方を重要視している企業は増えています。
観光ホテル淡州でも、時代のニーズに合わせ、SNS発信に注力しています。
⇒『ホテル・旅館でSNS活用!集客戦略の考察と自社の取り組み紹介』は【こちら】

04 ホテルで働く私達ができること

新型コロナウイルスの感染拡大が、私達の業界に、これまでにない危機をもたらしたことは間違いありません。
しかし、立ち止まり、今私達にできることを、じっくりと考える機会になりました。

旅行を本当に楽しみにしていました!というお客様にお会いできる機会も増えました。
私達の仕事は、皆様に求められているものであり、喜ばせることができるサービスだと確信しています。

この未曽有のピンチをチャンスと捉え、前向きに工夫を重ねてこられたことは、コロナ以前から、時代変化に迎合して絶えず新しいチャレンジを続けてきた企業体質の賜物と考えています。
お客様に心から旅行を楽しんでいただくサービスを、今後も発信し続けていきます。

観光ホテル淡州では、お客様に真摯に向き合い、新しいチャレンジを続けていけるスタッフを募集しています。
新しい時代のおもてなしを共に創っていきませんか。
⇒『旅館で働く!仕事内容から今後求められる重要なスキルまで一挙紹介』は【こちら】

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